最新記事

オリンピック

2020年、東京五輪に北朝鮮がやってくる IOC会長が金正恩と会談

2018年4月2日(月)10時49分

3月31日、訪朝していた国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、2020年に東京で行われる夏季大会と22年の北京冬季大会に北朝鮮が参加すると発表した。平壌で握手する同会長(左)と金正恩朝鮮労働党委員長(右)。朝鮮中央通信提供(2018年 ロイター)

訪朝していた国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は31日、2020年に東京で行われる夏季大会と22年の北京冬季大会に北朝鮮が参加すると発表した。北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長と会談後に北京の空港で記者団に語った。

バッハ会長は「この約束は、昨日の非常にオープンで有意義な協議の中で北朝鮮の最高指導者が完全に支持した」とし、「IOCは東京大会とおそらく北京大会についても、(南北)合同行進など共同のアクティビティーの可能性に関して適切な時期に提案を行う」と述べた。

平昌冬季五輪の開幕式では南北の選手が統一旗を持って合同入場行進した。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)によると、金委員長はIOCの北朝鮮への支持と協力に謝意を表明。IOCと北朝鮮の五輪委員会の関係が順調に進展し、北のスポーツ発展に向け協力できることに期待を示した。

韓国統一省の当局者はKCNAの報道を認識しているとした上で、それ以上のコメントを控えた。

20250211issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年2月11日号(2月4日発売)は「中国経済ピークアウト」特集。人類史上かつてない人口減で「アメリカ超え」に赤信号 [PLUS] DeepSeekの実力

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ノルウェー、連立離脱で内閣改造 財務相に人気の前N

ビジネス

配車アプリのグラブとGoTo、合併交渉=関係筋

ワールド

中国、米に最大15%の報復関税 グーグル独禁調査や

ワールド

中国、タングステンなど金属5品目に輸出規制 米関税
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我との違い、危険なケースの見分け方とは?
  • 4
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 5
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 6
    中国AI企業ディープシーク、米オープンAIのデータ『…
  • 7
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 8
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 9
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 10
    メーガン妃からキャサリン妃への「同情発言」が話題…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 7
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 8
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 9
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 10
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中