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朝鮮半島米韓、合同軍事演習を開始 1カ月遅れ従来規模を超えない範囲で
4月1日、韓国と米国は、平昌冬季五輪・パラリンピックのため約1カ月延期されていた合同軍事演習を開始した。写真は2015年3月の米韓合同軍事演習(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)
韓国と米国は1日、平昌冬季五輪・パラリンピックのため約1カ月延期されていた合同軍事演習を開始した。
合同野外機動訓練「フォール・イーグル」は1カ月にわたって行われ、指揮所演習「キー・リゾルブ」は4月半ばから2週間実施される。
米国防総省の報道官は3月、演習には米軍から約2万3700人、韓国軍から30万人が参加すると述べていた。韓国軍当局者は、今回の演習はこれまでの規模を超えないとしている。
これまで米韓の軍事演習に反発してきた北朝鮮は、反応を示していない。
3月に韓国からの特使団を率いた鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長によると、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は、特使団に対し、軍事演習に関して理解を示したという。
韓国と北朝鮮は4月27日に南北首脳会談を予定しており、主な議題は朝鮮半島の非核化と南北関係の改善になる見通し。
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