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アメリカ政治

トランプ不人気でバイデン大統領の現実味

2018年3月6日(火)15時40分
ボビー・イリッシュ

決選が行われる20年11月3日にはバイデンは77歳で、同月20日には78歳を迎える。史上最高齢の大統領であるトランプでさえ、決選時点で74歳だ。ちなみにサンダースはその頃79歳と、さらに高齢だが。

実際、2月上旬にNBCのインタビューで、バイデンが立候補すれば民主党の若くて有望な候補者の中に「暗い影を落とす」ことにならないかと問われた。バイデンは、自分の最優先課題は民主党の議席数を増やすことだと口を濁した。

だがたとえバイデンが出馬してもしなくても、トランプは安心してはいられない。ギャラップ社の最新世論調査では、支持率はわずか37%。不支持率は59%と、近年の大統領の1期目としては極めて悪い数字が出た。

しかも過去7回の大統領選のうち、一般投票数では共和党候補が民主党候補に6回も負けているという事実も、トランプにとっては気味の悪い材料だ。

一方で、92年にジョージ・ブッシュ大統領がビル・クリントン候補に敗れて以来、現職大統領の敗北はない。20年はトランプよりもバイデンにとって厳しい年になるかもしれない。

<本誌2018年3月6日号掲載>

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