宇宙人が来たらどうする? 米国初の本格調査
2018年2月28日(水)19時30分
オウムアムアの報道も概してポジティブ
英紙ガーディアンは、今回の調査が米国内の反応しか対象にしていないこと、微生物にしか焦点を当てていないこと、調査を受けた人たちが過去の宇宙人に関する報道から影響を受けているか否かについては調べていないこと、などを指摘している。しかしバーナム准教授は、人類が宇宙人に対してどう反応するか、今回の調査結果から洞察が得られる、と話しているという。
バーナム准教授はさらに、昨年12月に話題になった、恒星間天体オウムアムアが実は宇宙船かもしれない、という一連の報道記事も分析。結果を2月中旬に行われたアメリカ科学振興協会の会議で発表した。ここでもやはり、概してポジティブな報道が多かったという。
【参考記事】太陽系の外からやってきたナゾの天体、宇宙人の探査機の疑いで調査へ
なお、調査会社ユーガブが2015年に英国、ドイツ、米国で行なった調査で、約2人に1人が地球以外に知的生命体がいると考えていることが明らかになっている(ドイツ56%、米国54%、英国52%の人がいると思うと回答)。
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