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朝鮮半島韓国統一相「平昌五輪で延期中の合同軍事演習実施に向け米国と協議」
2月20日、韓国の趙明均統一相は国会で、平昌冬季五輪の開催期間中、延期している米韓合同軍事演習について、実施に向けた協議が進んでいると述べた。写真は韓国のポチョンで行われた米韓合同軍事演習。昨年4月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)
「演習はオリンピック精神に基づいて延期された」と説明し、「パラリンピック後までこの精神を支持することで合意した。その後のわれわれの行動については、発表するまで確認も否定もしない」と述べた。
北朝鮮は合同演習延期の決定後に南北対話に同意し、平昌冬季五輪にも選手団を派遣している。
宋国防相はまた南北対話の実現について、合同演習延期の直接的な結果ではないとも述べた。
北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は2月初旬に国連に宛てた書簡で、米韓が冬季五輪後に軍事演習を実施すれば、北朝鮮は「静観」しないと威嚇した。
米韓は通常、合同軍事演習「キー・リゾルブ」と「フォール・イーグル」を3月と4月に行う。米軍からは最大1万7000人、韓国からは30万人超が参加する可能性がある。
韓国の趙明均統一相は20日、米韓合同軍事演習について「実施する方向で協議が進んでいる」と述べたが、実施の時期については明らかにしなかった。
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