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交通メルカリが自転車シェア参入 再配置協力などでユーザーにポイントも
2月13日、フリーマーケットアプリを手掛けるメルカリ(東京都港区)は13日、シェア自転車サービスに参入すると発表した。写真は中国で自転車シェアリングサービスを手掛けるモバイクの自転車。深センで昨年8月撮影(2018年 ロイター/Stringer)
フリーマーケットアプリを手掛けるメルカリ(東京都港区)は13日、シェア自転車サービスに参入すると発表した。27日から福岡市でスタートする。シェア自転車サービスをめぐっては、NTTドコモ<9437.T>が先行しているほか、LINE<3938.T>も参入を表明しており、競争が激しくなりそうだ。
始めるのは「メルチャリ」。メルカリのグループ会社ソウゾウ(同)が手掛ける。地域の民間企業だけでなく、個人にも駐輪場スペースなどを提供してもらい、共同運営する。
短時間での利用も想定しており、料金は1分4円に設定した。博多・天神・ウォーターフロントのエリアを中心に、駐輪場50、自転車400台以上でスタート。夏ごろまでにエリアを拡大するとともに、2000台程度の自転車の投入を目指す。
メルカリの担当者は他社との違いについて「強みはお客様に参加していただくこと。お客様に自転車の再配置や故障の報告をしていただくことが一番の特徴」と話した。
メルカリは放置自転車の移動など活動に応じてポイントを付与する。
(志田義寧)
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