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米朝関係トランプ、北朝鮮の平昌五輪参加で「何か良いこと起きるかも」
2月2日、トランプ米大統領(写真中央)は、北朝鮮が韓国の平昌冬季五輪に参加することで「何か良いこと」が起きるかもしれないと述べた。写真はバージニアで撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)
トランプ米大統領は2日、北朝鮮が韓国の平昌冬季五輪に参加することで「何か良いこと」が起きるかもしれないと述べた。
トランプ氏は、平昌冬季五輪は北朝鮮の核開発を巡る危機を解決できるかどうかを見極める指標になり得ると指摘。記者団に対して「非常に難しい状況だ。対応策を見出していく。平昌冬季五輪は極めて順調に進むと考えているが、その後のことは誰にも分からない」とした。
北朝鮮の核兵器開発問題に対する米政府の対応については、現政権は多くの取り組みを進めてきたが、これまでの大統領が譲歩しているため選択肢は限られると説明。「道は残されおらず、成り行きを見守るが、当面は平昌冬季五輪があり、ここで何か良いことが起きるかもしれない。何とも言えない」とした。
北朝鮮を脱出した住民(脱北者)との面会については、「彼らは米国に在住しており、自分たちの経験を話すように伝えた」と述べ、北朝鮮にメッセージを送ろうとしたものではないとした。