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ヨーロッパEUが西バルカン6カ国加盟に向け新戦略 ブレグジット後の再拡大目指す
2月6日、欧州連合(EU)は、西バルカン6カ国について、所定の必要事項を満たせば加盟が可能となる新たな戦略計画を発表した。対象は、アルバニア、ボスニア、コソボ、マケドニア、モンテネグロとセルビア。写真は会見するモゲリーニEU外交安全保障上級代表。1月にブリュッセルで撮影(2018年 ロイター/Yves Herman)
欧州連合(EU)は6日、西バルカン6カ国について、所定の必要事項を満たせば加盟が可能となる新たな戦略計画を発表した。
対象は、アルバニア、ボスニア、コソボ、マケドニア、モンテネグロとセルビア。特に、手続きが最も進んでいるセルビアとモンテネグロについては、2025年を加盟時期の目標とした。
ロシアと中国の影響力が増す中、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を控え、近年関心が薄らいでいたEU拡大への姿勢を転換した形。
モゲリーニEU外交安全保障上級代表は、ブリュッセルのEU議会で今回の戦略を発表した際「扉は開かれている。西バルカン諸国の最終的なEU加盟に向け、明確な道が存在する」と述べた。
さらに、2019年3月に離脱する英国を差し引いた現在の加盟国数を用い「EUの将来は27カ国に縛られるわけではない」と述べた。
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