【写真特集】文化も俗世も性も超越する霊媒師たち
2017年12月23日(土)15時45分
【THAILAND】
多様な性に対して寛容なタイ。憑依型の霊媒師は「マーキー(馬乗り)」と呼ばれるが、その守護霊は男性であることが多い。トランスジェンダー女性が女装し、男性の霊を体現する――彼らは幾重にも性を反転させる。
仏教式の葬儀で遺体と共に装飾品が燃やされ、死者の霊を来世に送る
7人の霊に憑依され、タイで最も尊敬されるトランスジェンダー霊媒師の1人である彼女の元には、助言や治療を求めて人々が訪れる
タイ北部ランパーンの自宅でくつろぐ彼は霊媒師と文化史学者の2つの顔を併せ持つ
撮影:マリエット・パシー・アレン
ニューヨークを拠点とするアメリカ人の写真家、ライター、活動家。1978年から、既存のジェンダーに当てはまらない人々をテーマに取材。キューバのトランスジェンダー・コミュニティーについての写真集『トランス・キューバ』をはじめ、多くの著作がある。本作は最新写真集『トランスセンデンツ』からの抜粋
[2017年12月19日号掲載]
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