オーロラが大量発生、原因は10年ぶりの巨大な太陽フレア
2017年9月12日(火)17時20分
ここ1週間、強力な太陽フレアが連続して発生したが、そのうちの1回(9月6日)は、10年以上見られなかった巨大なものだった。最新のフレアは、アメリカ東部標準時間9月10日の正午ごろに発生した。
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フレアに伴って、「コロナ質量放出(CME)」と呼ばれるコロナガスの噴出が起きることもある。これは、プラズマの塊が突発的に大量放出される現象で、地球がたまたまそのそばを通りかかったのが、ここ1週間に起きた2度の太陽フレアだ。
オーロラは、太陽フレアが、地球大気圏にある微粒子とぶつかることで発生する。衝突したときにエネルギーが放出されるが、衝突のエネルギーはそれほど大きくないため、緑色を帯びた光が放たれることが多い。こうした衝突の連続は、地上からは、光が踊っているように見える。それがオーロラだ。またの名は「Northern Lights(北の光)」南半球で観測されることもある。
(翻訳:ガリレオ)
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