北朝鮮の核危機、「仲介役」としてスウェーデンが浮上
2017年8月16日(水)17時19分
ただ、その一方で、スウェーデンの役割が完全に領事的というわけでもないと、この関係筋は言う。
「スウェーデンは地域の主要国と情報を共有することが可能であったし、われわれは今でもそうしている。主に情報源として行動し、情報が最も重要な関係者に確実に届くようにしている」
米朝両国は現在、国連の派遣団や、北京にあるそれぞれの大使館、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた板門店における軍当局者の対話などを通して、接触を持ち続けている。
北朝鮮が輸入したボルボ車については、40年以上たった今も好調のようだ。
平壌にあるスウェーデン大使館は昨年10月、北部清津市でタクシーとして使われていた走行距離が50万キロ近いボルボ車の写真をツイッターに投稿。代金は北朝鮮から「まだ支払われていない」としている。
(Simon Johnson記者、Johan Sennero記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)
[ストックホルム 11日 ロイター]
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