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保護主義

トランプ大統領、「メード・イン・アメリカ」保護策強化を約束

2017年7月18日(火)09時14分

7月17日、米国のトランプ大統領(写真)は、米製造業の保護に向け今後6カ月間でさらなる法的・規制措置を講じる考えを示すとともに、米企業に損害をもたらす貿易協定や慣行を非難した。6月撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)

米国のトランプ大統領は17日、米製造業の保護に向け今後6カ月間でさらなる法的・規制措置を講じる考えを示すとともに、米企業に損害をもたらす貿易協定や慣行を非難した。

トランプ氏はホワイトハウスが主催した米国製品の展示会で発言。全米50州の製造業者の幹部を前に「ここにいる全員に約束する。諸外国がルールを違反し、われわれの雇用や富を奪うことをこれ以上許さない」と強調。

同氏は製造業保護に向けた具体策は示さなかったが、諸外国の関税や貿易慣行を激しく非難。「外国製品の略奪的なネット販売は国内の消費者やショッピングセンターに壊滅的な被害をもたらしている。この取り締まりが含まれる」と表明した。

「ショッピングセンターや小売店舗、小売業者の雇用は非常に厳しい状況にある。かつてない数の閉鎖が起きている」と指摘した。

展示会にはデラウェア州の宇宙服やギブソン製ギターなどが出品され、トランプ氏自身もステットソン製のカウボーイ・ハットを被るなどのパフォーマンスを行った。

[ワシントン 17日 ロイター]


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