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トランプ訪仏でマクロンと握手対決再び、リベンジへの秘策

2017年6月29日(木)17時02分
ジョシュ・ロウ

■トランプ一家合唱団作戦?
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の軽快なリズムに乗ってトランプファミリーが全員登場。1人ずつマクロンと握手する。

メラニアに始まりイバンカ、そしてバロンまで。怖気づいたマクロンに、トランプにとって格好の隙ができる。

■マクロンを「メルケル」と呼び続ける
トランプは、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が大の苦手。3月にホワイトハウスを訪ねたメルケルの視線をひたすら避けて、報道陣に求められても握手をしなかった。マクロンがメルケルだと思い込めば、握手をする気も失せる?

(報道陣からの握手のリクエストを無視したトランプ。メルケルは気まずそう)


■最初から握手しない
中国・春秋時代の武将、孫武(孫子)の名言にあるように、最高の指揮官は戦場に足を踏み入れなくても戦に勝つ。トランプも記者会見の写真撮影の間は決してマクロンのほうを見ず、例の魂が抜けたような顔でただカメラを見つめてやり過ごせばいい。そうすれば、握手のチャンスはないはずだ。

【参考記事】トランプがメルケルに冷たいワケ ギクシャクする米独関係
【参考記事】メラニア夫人が手つなぎ「拒否」、トランプは弱っている?

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