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中東湾岸諸国、カタールに新たな制裁を検討 貿易相手国にも選択迫る?
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6月28日、ペルシャ湾岸諸国がカタールに対する新たな制裁を検討していることが明らかになった。貿易相手国に対し、自国かカタールかのどちらかを選ぶよう求める可能性もあるという。写真はドーハで15日撮影(2017年 ロイター/Naseem Zeitoon)
ペルシャ湾岸諸国がカタールに対する新たな制裁を検討していることが明らかになった。貿易相手国に対し、自国かカタールかのどちらかを選ぶよう求める可能性もあるという。
アラブ首長国連邦(UAE)の駐ロシア大使が、英ガーディアン紙とのインタビューで明らかにした。
UAE、サウジアラビア、バーレーンは今月、カタールとの断交を発表している。
同大使は「新たな経済制裁を導入することは可能で、現在検討を進めている」と発言。「我々と取引したいなら商業上の選択が必要だ、という形で貿易相手国に条件を課すことも可能だ」と述べた。
同大使は、制裁の選択肢は湾岸協力会議(GCC)からカタールを追放する以外にもある、と述べた。
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