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テロIMFパリ事務所で郵便爆発、差出地はギリシャ=ギリシャ高官
2017年3月17日(金)10時38分
3月16日、パリのIMFの事務所で爆発した郵便物の差出地はギリシャで、差出人にはギリシャの野党幹部の名前が記載されていたことが分かった。現場周辺の様子(2017年 ロイター/Christian Hartmann)
フランスの首都パリにある国際通貨基金(IMF)の事務所で16日爆発した郵便物の差出地はギリシャで、差出人にはギリシャの野党幹部の名前が記載されていたことが分かった。
ギリシャのトスカス内務副大臣(市民擁護担当)が明らかにした。
同副大臣は現地のテレビ局に対し、「フランス当局がギリシャからの郵便物だったと伝えてきた」と語った。
これより前に、ドイツのショイブレ財務相宛てに小包爆弾が送られた事件で、ギリシャの過激派組織「炎の陰謀中核(Conspiracy of Fire Cells)」が16日、犯行声明を発表。小包は爆発する前にドイツ当局が押収した。
警察によると、発送人にはギリシャ新民主主義党(ND)の幹部、アドニス・ゲオルギアディス氏の名前があった。
トスカス内務副大臣は16日の爆発事件には別のND幹部、バシリス・キキリアス氏の名前が記されていたと明らかにした。キキリアス氏のコメントは得られていない。
[アテネ 16日 ロイター]
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