一方、韓国メディアTV朝鮮は、韓国の情報当局が平壌市民のリストを入手、照合したところ、 平壌市船橋(ソンギョ)区域に住む国家科学院の軽工業科学分院包装研究所の事務員と名前と生年月日が一致したと伝えている。同い年の妻も同じ職場で働いており、マレーシアの現地メディアがリ・ジョンチョルが40代の妻と10代の息子と娘と暮らしていたという報道と合致する。もし、この平壌市民のリストにある国家科学院の男と、マレーシア警察当局が逮捕したリ・ジョンチョルが同一人物であれば、金正男の暗殺事件に北朝鮮が関わっていたという有力な証拠になると見られる。