2020年にはドライバー不要に 自動運転のベンチャーZMP
──開発のペースに遅れはないか。
「今のところは予定通りだ。ほぼ毎日終日、公道試験をやっている」
─―当面の目標は。
「これまで通りだ。2020年の五輪開催に向けて(運転手のいない)自動運転の『レベル4』ができるようにする。今後は定期的に進捗を報告する」
「ここまで走れるようになった、サービスエリアはここまでと発表する。その時点で車両も一気に量産する」
──他社との関係、他事業の進ちょくは。
「米インテルの出資引き上げもない。ソニー<6758.T>やJVCケンウッド<6632.T>との合弁、全然変わらない。(関係は)悪くなっていない。むしろ良くなっている」
「4月からザンビアで、ドローンを使って HIVの診断キットを入れて運ぶ実証実験を計画している」
──上場を目指す理由は。
「日本中から自分の街にロボタクを誘致してほしい、頑張ってほしいと(の声をもらう)。株を買って応援したいという方がたくさんいる。そういうパブリックの会社にしていくこと、知っていただくことは大事だ」
(白木真紀、田実直美)