自分が大統領にならなければイスラエルは破壊される──トランプ
2016年9月8日(木)17時42分
トランプは、イスラエル国家の「生存権」と治安を守ると主張している。過去にはイスラエルの総選挙前に同国のベンヤミン・ネタニヤフ首相をたたえる与党・リクード党の広告動画に出演したこともある。昨年末にはイスラエル訪問も予定していたが、イスラム教徒の入国禁止など極端な発言がイスラエル世論の反発を招いたため、「大統領になってから」訪問するとして延期を発表した。
トランプ支持を表明しているルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は今年7月、先にイスラエルを訪問して得た感触として、ネタニヤフ政権はトランプがヒラリー・クリントンを敗ることを望んでいると語った。だが、この発言については、イスラエル政府が他国の選挙に介入するつもりはないとして、即座に否定した。
イスラエルの世論調査では、トランプよりクリントンのほうが好感度は高い。イスラエル民主主義研究所が今年5月に行った調査では、ユダヤ系住民の40%がクリントンが大統領になるほうがイスラエルにとっては望ましいと答え、トランプのほうが望ましいという回答は31%だった。
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