最新記事

租税回避地

【写真特集】タックスヘイブンの知られざる素顔

2016年8月25日(木)18時00分
Photographs By PAOLO WOODS & GABRIELE GALIMBERTI

pptax08.jpg

<シンガポール>チャンギ国際空港内の高級品保管施設「シンガポール・フリーポート」には、個人や企業が所有する総額数十億ドル相当ともいわれる美術品や貴重品などが預けられている。滑走路そばの同施設は税務署の手の届かない「中間地帯」。写真はその中の金庫室で話をするシンガポール・フリーポートのトニー・レイナード会長(右)と、ファインアート・ロジスティクス社のクリスチャン・パウリ本部長


pptax09.jpg

<香港>香港の有名ホテル、マンダリンオリエンタルでチーフコンシェルジュを務めるジョバンニ・バレンティ(69、中央)。20年以上にわたり各国の大統領や著名人、ビジネスマンを日々迎え、超高額のスイートルームへと案内してきた。「香港で唯一の神はお金」と彼は言う


撮影:パオロ・ウッズ&ガブリエレ・ガリンベルティ
ウッズは1970年生まれでカナダ人とオランダ人の両親を持ちイタリアで育つ。ガリンベルティは1977年イタリア生まれ。本作が含まれる共著の写真集『ヘブンズ――年次報告書』(英デウィ・ルイス社刊)がある

Photographs by Paolo Woods & Gabriele Galimberti-Institute

<本誌2016年5月31日号掲載>

「Picture Power」の記事一覧はこちら

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

米PCE価格、1月は前年比+2.5%

ビジネス

独CPI、2月速報はEU基準で+2.8% 前月と変

ワールド

中国主席がロシア高官と会談、国際問題での協調強化を

ビジネス

ビットコイン8万ドル割れ、週間で2年超ぶり大幅安 
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:破壊王マスク
特集:破壊王マスク
2025年3月 4日号(2/26発売)

「政府効率化省」トップとして米政府機関に大ナタ。イーロン・マスクは救世主か、破壊神か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    イーロン・マスクへの反発から、DOGEで働く匿名の天才技術者たちの身元を暴露する「Doxxing」が始まった
  • 3
    イーロン・マスクのDOGEからグーグルやアマゾン出身のテック人材が流出、連名で抗議の辞職
  • 4
    「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに…
  • 5
    米ロ連携の「ゼレンスキーおろし」をウクライナ議会…
  • 6
    日本の大学「中国人急増」の、日本人が知らない深刻…
  • 7
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 8
    【クイズ】アメリカで2番目に「人口が多い」都市はど…
  • 9
    ボブ・ディランは不潔で嫌な奴、シャラメの演技は笑…
  • 10
    「売れる車がない」日産は鴻海の傘下に? ホンダも今…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チームが発表【最新研究】
  • 3
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映像...嬉しそうな姿に感動する人が続出
  • 4
    富裕層を知り尽くした辞めゴールドマンが「避けたほ…
  • 5
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 6
    イーロン・マスクのDOGEからグーグルやアマゾン出身…
  • 7
    イーロン・マスクへの反発から、DOGEで働く匿名の天…
  • 8
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 9
    「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに…
  • 10
    東京の男子高校生と地方の女子の間のとてつもない教…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 5
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 6
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 7
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 8
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 9
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 10
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中