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イギリスの学校で人種差別の「いじめ」が増加

2016年8月9日(火)18時00分
エリザベス・バールマン

 担当者はさらに、「イギリスの学校が現在、すべての生徒にとって安全な空間を作ろうと努力していることは評価できる。停学や退学は最終手段でなければならない」と語った。「子どもたちが人種差別について学び、学校で自分がどんな責任を負っているかを知り、すべての人を受け入れるという学校の精神を受け入れる。これが実現すれば、偏見から起こる学校でのいじめは大幅に減らすことができる」

 イギリスでは先月、フリースクールの申請基準が改正され、「社会的な需要」があればフリースクールを申請できるようになった。移民の増加などによって特に人種的な「分裂」が生じている地域では、こうした新たな基準を活用するべきだと関係団体はアドバイスしている。

「ニュー・スクールズ」のサラ・ピアソン理事長は、「この改正によって、地域コミュニティの需要に応じて学校を設置することも検討できる」と話している。

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