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スポーツ中国の蘇寧、イタリアの名門インテル株式70%取得へ
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6月6日、中国の小売大手である蘇寧雲商集団は、イタリアのサッカークラブ「インテル・ミラノ」の約70%株式を2億7000万ユーロ(3億0700万ドル)で買収することで合意した。写真は会見する蘇寧の会長、江蘇省南京市で撮影(2016年 ロイター/Aly Song)
中国の小売大手である蘇寧雲商集団<002024.SZ>は、イタリアのサッカークラブ「インテル・ミラノ」の約70%株式を2億7000万ユーロ(3億0700万ドル)で買収することで合意した。
蘇寧がインテル幹部との共同会見で確認した。現在の最大株主で会長のエリック・トヒル氏も同席した。
先に状況に詳しい匿名の関係者がロイターに語ったところによると、蘇寧の株式保有率は68.55%となる。トヒル会長の持ち分は31%となり、モラッティ元会長は30%弱保有していた株式をすべて売却する。
会見では、トヒル氏は会長職にとどまり少数株主となることも明らかにされた。インテルには日本代表の長友佑都が所属している。
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