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ロンドン歴代初のイスラム教徒ロンドン市長誕生へ、労働党カーン氏当確
多文化共生の街に初のムスリム市長が生まれる
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5月6日、ロンドン市長選で労働党のサディク・カーン氏(写真)が当選確実となった。ロンドンで昨年11月撮影(2016年 ロイター/Stefan Wermuth/Files)
5日に実施されたロンドン市長選挙で、労働党のサディク・カーン氏(45)が当選確実となったことが6日、判明した。
カーン氏は移民の息子で、元人権派弁護士。保守党ザック・ゴールドスミス氏(41)との事実上の一騎打ちに勝ち、初のイスラム教徒のロンドン市長が誕生する。
カーン氏は正式な当選の通知をまだ受け取っていないが、開票結果に詳しい関係筋は同氏の当確は覆されないとしている。
ロンドン市長を8年務めた現市長のボリス・ジョンソン氏は、キャメロン首相の後任として次期保守党党首を目指すと見られている。
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