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難民問題

ドイツ運輸相、国境閉鎖準備をメルケル首相に要請

EUが難民問題で合意に達しなければドイツ単独でも行動すべきと主張

2016年1月19日(火)10時03分

1月18日、ドイツのドブリント運輸相はメルケル首相(写真)に対し、難民の流入を食い止めるために国境の閉鎖を準備するよう求めた。ベルリンで13日撮影(2016年 ロイター/Fabrizio Bensch)

 ドイツのドブリント運輸相はメルケル首相に対し、難民の流入を食い止めるために国境の閉鎖を準備するよう求めた。欧州全体で難民に関する合意に達することができない場合には、ドイツ単独での行動も辞さないとの姿勢を示した。

 同相は独紙ミュンヒナーメルクールに対し、ドイツは世界にこれ以上「友好的な顔」は見せられないと指摘。新たに流入する難民の数が近いうちに減らなければ、ドイツ単独でも行動すべきと述べた。

 メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党であるキリスト教社会同盟(CSU)に所属するドブリント運輸相はその上で「国境閉鎖が避けられない事態にわれわれは備えなければならないことを強く忠告したい」と述べた。

  

[ベルリン 18日 ロイター]


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