「パリは隙だらけ」週刊誌襲撃から一年目に再び起きたテロ
2016年1月8日(金)16時00分
現在パリは静まり返っているが、それは「非常事態宣言が理由なのかどうかはわからない」とワダムは言う。むしろ、フランスが直面する危機に対して、街頭デモで意思表示をしようという気持ちが人々から失われたのではないか、という。「この一年でパリは、本当に劇的に変わってしまった」
学生のガブリエル・ノーリンは、7日の事件が起きた時、付近で地下鉄に乗っていた。駅が閉鎖されて、乗客は地下鉄から降ろされた。乗客は怖がってはいなかったが、むしろ迷惑そうだったという。
「この3日間、ニュースで繰り返し(これまでの)テロのことをやっていて......だから今回も最初にテロのことが頭に浮かんだ。本当に意識の中に叩きこまれている」
今、あなたにオススメ
WorldVoice
PICK UP
新着