【拷問】プーチンが牛耳るウクライナ東部で捕虜の身に起こったこと
2015年12月24日(木)18時00分
親ロシア派勢力は、捕虜にした男性たちを外で行進させた。捕虜を「トロフィー」として見せびらかしたりなぶったりするためだ。最も悪名高いのは、2014年8月24日、ウクライナの独立記念日の行進だ。「ドネツク人民共和国」の樹立を宣言した親ロシア派勢力が、捕虜のウクライナ兵に行進をさせてさらし者にし、物や罵声を浴びせた。2015年1月にも、捕虜をさらし者にする同様の行進があった。
こうした扱いの多くは、裁判もなく死刑が確認された捕虜の例や拉致の事例とともに、国際刑事裁判所が扱うべき犯罪だ。ウクライナの人権活動家は、ウクライナ政府の最優先事項として「国際刑事裁判所に関するローマ規程」を批准し、戦争犯罪を犯した者たちの責任を問えるようにすることを強く主張している。
*著者は「ハルキフ人権保護グループ」のメンバー
*この記事はAtlantic Councilから転載したものです
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