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欧州難民危機

ドイツ各州、16年の難民対策費用は総額170億ユーロ

中央政府の年間教育予算を超える金額を州政府が難民のために用意

2015年12月29日(火)12時07分

12月29日、ドイツ各州は2016年、難民対策として約170億ユーロ(187億ドル)を支出する計画。ドイツの難民キャンプで開かれたクリスマスイベントで、サンタに扮したボランティアに拍手を送る子供たち(2015年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

 ドイツ各州は2016年、難民対策として約170億ユーロ(187億ドル)を支出する計画だ。独ウェルト紙が29日、各州の財務省を対象に実施した調査を基に報じた。

 この額は、中央政府が教育研究省に充てた2015年の予算額153億ユーロよりも大きい。

 中東やアフリカでの紛争や貧困から逃れてくる難民にとって、手厚い援助が受けられるドイツは人気の行き先だ。

 ウェルト紙によると、具体的な数値を明らかにしなかったブレーメン州を除く各州の難民対策向け歳出総額は165億ユーロとなりそうだ。

 ただ、流入する難民数が計画よりも膨れ上がれば、実際の歳出総額はさらに大きくなる可能性もあるという。

 

[ベルリン 29日 ロイター]


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