最新記事

英王室

メーガン妃は「グーグル検索」で投資先を探していた...「正社員2人」新進気鋭ブランド「セスタ コレクティブ」とは?

Meghan Markle Invests in Bag Brand With Just Two Employees

2024年08月31日(土)09時00分
ジェームズ・クロフォード・スミス
メーガン妃

POOL New-REUTERS

<ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに答えたメーガン妃は、自分が投資家であることを明かした>

メーガン妃は新進気鋭のハンドバッグブランド「セスタ コレクティブ(Cesta Collective)」の少数株主であることを新たなインタビューで明らかにした。

8月半ばにヘンリー王子とともにコロンビア訪問後、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに答えたメーガン妃は、ファッションブランドをグーグルで調べ、友人や無名のデザイナーを引き立てるためにファッションは慎重に選んでいることを明らかにした。

【関連写真】投資先「セスタ コレクティブ」のバッグでコロンビア訪問したメーガン妃 を見る


 

これは今年2回目のインタビューにあたり、独自のスタイルとファッションについて2022年公開のNetflixドキュメンタリー「ハリー&メーガン」以来、初めて話したことになる。

投資先の「セスタ コレクティブ」はルワンダの女性職人による、かご編み技術を特徴とする織りバッグを専門としている。このかごはイタリアに輸送され、そこでハンドバッグに加工され、限定生産で同社のサイトを通じて販売されている。

デザイナーのエリン・ライダーとコートニー・ファシアーノによって設立された「セスタ コレクティブ」の正社員は創設者の2人だけ。2023年にメーガン妃がプライベートな夕食会に同社のバッグを使用した際に、創設者の2人が王室ファンであることを知ったという。

先日のコロンビア訪問の際にメーガン妃は北部の都市カルタヘナに到着した際、「セスタ コレクティブ」のクロスボディバッグ「パンナ(Panna)」(750ドル)を持っていた。

イギリス王室から離脱し、ヘンリー王子とともにアメリカ移住後、このブランドの最初の投資家となったことをニューヨーク・タイムズ紙に語っている。

「私はグーグル検索に多くの時間を費やし、ブランドを探しています。人々がオンラインで何かを探したり読んだりしているとき、特に異なる地域にいる、素晴らしい新しいデザイナーを見つけようとしているのです」

メーガン妃のファッションへの関心の高さは結婚前に運営していたライフスタイルブログ「The Tig」からもうかがえる。定期的にファッション記事を掲載していたからだ。

2017年にヘンリー王子と婚約後、最初の公務で持っていたハンドバッグが売上げアップを記録したことで、メーガン妃のファッションへの関心がいかに高いかもわかる。

それからファッション業界の知人や、注目を集めるべきと自らが信じるブランドを活用することを決めたという。

「私が世界的な注目を浴びるなかで、私が着る、あるいは着ないかもしれないものに注目が集まります。ですから、私と友情を築くデザイナーや注目されるべき、まだ無名の新進ブランドをサポートするのです。それが私ができる最も強力なことの1つです」

今回のインタビューの中で、メーガン妃が5つから10ほどのブランドに投資していることも明らかになった。その1つはヴィーガンのコーヒーブランド「クレバー・ブレンズ(Clevr Blends)」だ。

ベンチャー投資家としての活動については、「これらに投資することで、次のステージに向けて自分に投資する準備ができました」とメーガン妃は語っている。

今年初めにライフスタイルブランド「アメリカン・リヴィエラ・オーチャード(American Riviera Orchard)」を設立したが、製品ラインはまだ正式には発表されていない。

ニューズウィーク日本版 トランプショック
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月22日号(4月15日発売)は「トランプショック」特集。関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル、イラン核施設への限定的攻撃をなお検討=

ワールド

米最高裁、ベネズエラ移民の強制送還に一時停止を命令

ビジネス

アングル:保護政策で生産力と競争力低下、ブラジル自

ワールド

焦点:アサド氏逃亡劇の内幕、現金や機密情報を秘密裏
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    「どちらが王妃?」...カミラ王妃の妹が「そっくり過…

  • 2

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 1

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 2

    「どちらが王妃?」...カミラ王妃の妹が「そっくり過…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 1

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    「どちらが王妃?」...カミラ王妃の妹が「そっくり過…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:トランプショック

特集:トランプショック

2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?