最新記事

ボディイメージ

ミーガン・フォックスの「すっぴん」に「誰これ?」...セルフイメージに変化が起きた「本当の理由」

2024年04月24日(水)09時05分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
ミーガン・フォックス

2023年5月18日、米ニューヨークで開催された「スポーツ・イラストレイテッド」誌水着特集号のイベントにて REUTERS/Jeenah Moon

<常に完璧なメイク姿で隙を見せないミーガン・フォックスがすっぴん姿を披露したことでファンは驚愕。彼女が闘ってきた心の病気と心境の変化、そして勇気の背景について>

セクシーに着飾ってはレッドカーペットを堂々と歩き、またメイク好きだと公言しているミーガン・フォックスが、すっぴん姿をSNSで披露したことが話題になっている、

黒のブラジャーと赤のチェック柄のパジャマパンツを着用し、唇にリップグロスだけを塗っただけの健康的で自信に満ち溢れた鏡に写った自分を撮り、インスタグラムに投稿したのだ。

【写真】「誰だかわからない」...ミーガン・フォックスの「すっぴん」にファンも思わず二度見 を見る

 
 

つねにばっちりメイクで隙がない、完璧なミーガンの姿を知るファンは驚愕。次のような言葉がコメント欄にあふれている。

「これは誰?」
「ミーガン、これはあなたではない」
「すっぴんを初めて見た」
「これは全くミーガン・フォックスには見えない。 AIがやっている」
「キム・カーダシアンかと思った」

その一方で「メイクで隠さない、自信に満ちた女性」「化粧をしなくてもかわいい」「あなたはもう二度と化粧をする必要はない。すっぴんのあなたは美しい」など称賛の声も多数書き込まれている。

セレブがすっぴんを披露することは、ここ数年珍しくはない。時に話題作りや売名行為のように受け取られることもあり、奇異の目で見られることもある。すでに名声を得ており、そんな売名行為は必要ないミーガン・フォックスが、なぜこのタイミングですっぴんを披露したのか?

3月20日、ミーガンはポッドキャスト「Call Her Daddy」に出演し、豊胸手術、鼻の整形、ボトックスやフィラー注射について何度も受けていると率直に話した。

しかし、むしろ足りないので脂肪吸引はやったことないこと、怖いので糸を入れて上げるリフティング手術もやったことがないこと、そして全身麻酔が怖いとも述べている。その上で、自然な外見を維持する決意について最後に語っている。

ミーガン・フォックスが自分の身体イメージに対して不安を募らせ、自分が醜いと感じる「身体醜形障害(BDD)」であることは広く知られている。精神疾患の1つとされる「身体醜形障害」。美容整形手術を繰り返しては、やめられなくなる人もいる。

美容整形は常に賛否両論ある。生まれ持った身体を傷つけるべきではないという声がある一方で、コンプレックスを克服して新たな生き方につながるのであれば、批判されることではないという声もある。

現在、ソフトやアプリで誰でも写真画像の加工ができるようになったことで、「加工」や「フェイク」がネット上には溢れている。「本物」と「フェイク」の境界が曖昧になる中で加工や整形を批判することは、かつてよりも難しい。

ミーガン・フォックスは番組の中で、これからも整形手術を受けるという話をしている。しかし、少なくとも確かなことは、この番組への出演が今回のすっぴん写真の投稿と無関係ではないことである。ミーガンは公の場で言語化することで自らのセルフイメージと向き合ったのだから。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエルがガザ空爆、48時間で120人殺害 パレ

ワールド

大統領への「殺し屋雇った」、フィリピン副大統領発言

ワールド

米農務長官にロリンズ氏、保守系シンクタンク所長

ワールド

COP29、年3000億ドルの途上国支援で合意 不
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 1

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 2

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 3

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 4

    キャサリン妃が「涙ぐむ姿」が話題に...今年初めて「…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 4

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

  • 5

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:超解説 トランプ2.0

特集:超解説 トランプ2.0

2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること