「今日から美人の気分になる」...オーラががらっと変わってしまう「正しい姿勢」とは?
心身に起こる変化を楽しんで
正しい「カラダの使い方」を継続していくなかで起こる最も大きな変化は、「自信がつくこと」だと思います。
私のレッスンにいらっしゃる方に受講理由を伺ってみると、ほとんどの方は「自信を持てるようになりたいから」とおっしゃるのですが、レッスンを続けるうちに、どなたも本当に自信がついてくるのです。
なぜ自信がつくのかというと、カラダを「美しく見せられる」ようになるからです。よく「カラダの使い方を覚えるとやせられますか?」「顔が小さくなりますか?」といった質問をいただくことがあるのですが、全身の筋肉を使うことによるシェイプアップ効果はあっても、顔が小さくなったり脚が長くなったりすることはありません。
でも、「そうなったように見せる」ことはできるのです。
たとえば冒頭でもご紹介したように、猫背で首が前に出ている状態と、背すじも首もまっすぐ伸びている状態とでは、顔の大きさが全然違って見えますよね。もちろん、物理的な見え方だけでなく、清潔感や品格といった印象も劇的に変わります。
こういう効果を理解して、それを自分のカラダで実践できるようになってくるので、レッスンを受けた皆さんは「私、きれいな人になれているかも!」と自分を好きになっていけるのです。
レッスンに初めてお越しになったときはうつむきがちだった方も、本来のご自身の魅力がわかると髪型やメイク、ファッションがどんどん変わってきます。
雰囲気もすっかり明るくなって「最初にいらっしゃったときと全然違いますね!」と、私のほうがびっくりしてしまうほどです。
こんな風に、美しく変わっていく手ごたえを感じたり、人からほめられたりするようになると「このまま続けよう」「もっと頑張ろう」という、意識と継続の上昇スパイラルに乗っていけます。
こうして、「美の土台」はしっかりと固まっていくのです。
野原 遥(のはら・はるか)
バチェラー・ジャパン シーズン3参加。ビューティースタイリスト。株式会社TheTRinity代表。2013年、自身が遭遇した事故による壮絶なリハビリを通して"カラダの使い方"の大切さを知る。その後、2016年Miss Universe Japanファイナリストとして日本大会へ出場し、"ウォーキング"、"姿勢"、"立ち居振る舞い"に出合ったことからカラダの使い方・表現の素晴らしさに気づく。人に与える印象や所作の美しさを求めてMIA(モデルインストラクター協会)認定講師資格を取得。プライベートレッスンや企業研修などを中心に、正しく美しい姿勢・ウォーキング・立ち居振る舞いのレクチャーを行っている。
『明日から美人』
野原 遥[著]
CCCメディアハウス[刊]
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