最新記事

ビューティー

「今日から美人の気分になる」...オーラががらっと変わってしまう「正しい姿勢」とは?

2023年12月22日(金)16時00分
野原 遥(ビューティースタイリスト)

心身に起こる変化を楽しんで

3p-500.png

正しい「カラダの使い方」を継続していくなかで起こる最も大きな変化は、「自信がつくこと」だと思います。

私のレッスンにいらっしゃる方に受講理由を伺ってみると、ほとんどの方は「自信を持てるようになりたいから」とおっしゃるのですが、レッスンを続けるうちに、どなたも本当に自信がついてくるのです。


なぜ自信がつくのかというと、カラダを「美しく見せられる」ようになるからです。よく「カラダの使い方を覚えるとやせられますか?」「顔が小さくなりますか?」といった質問をいただくことがあるのですが、全身の筋肉を使うことによるシェイプアップ効果はあっても、顔が小さくなったり脚が長くなったりすることはありません。

でも、「そうなったように見せる」ことはできるのです。

たとえば冒頭でもご紹介したように、猫背で首が前に出ている状態と、背すじも首もまっすぐ伸びている状態とでは、顔の大きさが全然違って見えますよね。もちろん、物理的な見え方だけでなく、清潔感や品格といった印象も劇的に変わります。

こういう効果を理解して、それを自分のカラダで実践できるようになってくるので、レッスンを受けた皆さんは「私、きれいな人になれているかも!」と自分を好きになっていけるのです。

レッスンに初めてお越しになったときはうつむきがちだった方も、本来のご自身の魅力がわかると髪型やメイク、ファッションがどんどん変わってきます。

雰囲気もすっかり明るくなって「最初にいらっしゃったときと全然違いますね!」と、私のほうがびっくりしてしまうほどです。

こんな風に、美しく変わっていく手ごたえを感じたり、人からほめられたりするようになると「このまま続けよう」「もっと頑張ろう」という、意識と継続の上昇スパイラルに乗っていけます。

こうして、「美の土台」はしっかりと固まっていくのです。


野原 遥(のはら・はるか)
バチェラー・ジャパン シーズン3参加。ビューティースタイリスト。株式会社TheTRinity代表。2013年、自身が遭遇した事故による壮絶なリハビリを通して"カラダの使い方"の大切さを知る。その後、2016年Miss Universe Japanファイナリストとして日本大会へ出場し、"ウォーキング"、"姿勢"、"立ち居振る舞い"に出合ったことからカラダの使い方・表現の素晴らしさに気づく。人に与える印象や所作の美しさを求めてMIA(モデルインストラクター協会)認定講師資格を取得。プライベートレッスンや企業研修などを中心に、正しく美しい姿勢・ウォーキング・立ち居振る舞いのレクチャーを行っている。


nohara-180.jpg

明日から美人
 野原 遥[著]
 CCCメディアハウス[刊]


(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

社会的価値創造
「子どもの体験格差」解消を目指して──SMBCグループが推進する、従来の金融ビジネスに留まらない取り組み「シャカカチ」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

10月全国消費者物価(除く生鮮)は前年比+2.3%

ワールド

ノルウェーGDP、第3四半期は前期比+0.5% 予

ビジネス

日産、タイ従業員1000人を削減・配置転換 生産集

ビジネス

ビットコインが10万ドルに迫る、トランプ次期米政権
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    【ヨルダン王室】世界がうっとり、ラジワ皇太子妃の…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 1

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 2

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 3

    キャサリン妃が「涙ぐむ姿」が話題に...今年初めて「…

  • 4

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が出産後初めて公の場へ...…

  • 4

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 5

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:超解説 トランプ2.0

特集:超解説 トランプ2.0

2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること