戻ってきた「ケイト・スタイル」...「ブルーのドレス」はキャサリン妃の友人で有名デザイナーによるもの

How Kate Middleton Returned to Her Style Roots for Polo With Prince William

2023年07月16日(日)10時05分
ジェームズ・クロフォード=スミス
キャサリン妃

PeterNicholls-REUTERS

<ここ最近、亡きエリザベス女王や故ダイアナ妃と比較されることが多かったキャサリン妃。「自分らしさ」を取り戻したファッションスタイルとは?>

ウィンザー城の近くのガーズ・ポロクラブでチャリティ・ポロマッチに参加したウィリアム皇太子を見守る、キャサリン妃の姿がキャッチされた。

ここ数カ月、ヴィンテージ風の大胆なデザインと色の衣装をまとい、義理の母である故ダイアナ妃と比較されてきたキャサリン妃だが、この日はかつて好んで着ていたような軽やかで明るいブルーのサマードレス姿だった。

 
 
 
 

王室専門家のクリスティン・ロスは次のように本誌に語った。

「キャサリン妃はビューロ・ロンドン(Beulah London)のドレスを選ばれました。このドレスは2019年のコレクションで、キャサリン妃はこれまでにも何度もビューロ・ロンドンをファッションに取り入れています。カジュアルからフォーマルなスタイルまで、キャサリン妃お気に入りブランドの1つです」 

「ビューロ・ロンドン」は2010年にナターシャ・ルーファス・アイザックスとラヴィニア・ブレナンによって設立されたブランド。

ファッションを通して女性のエンパワメントの実現を社のミッションとして、世界中の女性を雇用。そして利益の10%を慈善活動に寄付するというように、すべての女性たちを応援するエシカルなブランドとして知られている。

実は創業者のナターシャ・ルーファス・アイザックス夫妻とキャサリン妃夫妻は親しい友人でもあり、キャサリン妃はナターシャの夫であるルパート・フィンチと一時期交際していたとも言われている。

2020年、ナターシャ・ルーファス・アイザックスはキャサリン妃が同社の顧客の1人であることについて次のように話している。

「ケイトがビューロ・ロンドンを着ているのを見るのはとても光栄です。彼女はイギリスブランドの素晴らしいアンバサダーであり、それはとても重要な意味を持ちます」

今回、ポロの試合に着用したドレスはビューロ・ロンドンの「ソニア(Sonia)」というデザインで、価格は700ドル。その「ソニア」にイギリスブランド「カミラ・エルフィック(Camilla Elphick)」のベージュのスリングバックパンプスと、同じくイギリスブランドの「マルベリー(Mulberry)」の青のハンドバックを合わせた。

先のロスは次のように述べた。

「今回の年に一度の夏のイベントの装いは、力が入りすぎている感じはなく、美しく軽やかでした。ここ最近、亡き女王や故ダイアナ妃と比較されることが多かったのですが、今回はまさに「ケイト・スタイル」でした」

SDGs
使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが「竹建築」の可能性に挑む理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

英春季財政報告、財政先行きの厳しさ反映=ムーディー

ビジネス

2月鉱工業生産速報は前月比+2.5%=経済産業省(

ビジネス

2月小売業販売額は前年比+1.4%=経産省(ロイタ

ビジネス

相互関税、全ての国が対象に=トランプ米大統領
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 5

    話題の脂肪燃焼トレーニング「HIIT(ヒット)」は、心…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    「なぜ隠さなければならないのか?」...リリー=ロー…

  • 5

    「ポリコレ」ディズニーに猛反発...保守派が制作する…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…

  • 3

    「日本のハイジ」を通しスイスという国が受容されて…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「なぜ隠さなければならないのか?」...リリー=ロー…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs

特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs

2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う