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あの「悪魔」の熱愛報道に、なぜだか全米がキュンとする

Anna & Bill, Actually?

2023年05月18日(木)13時50分
ヘザー・シュウィドル(スレート誌記者)

相手が映画スターとなれば、ガラの華やかな雰囲気も手伝ってゴージャス感は満点。冷淡な印象が強く、ヴォーグ誌の同僚だった故アンドレ・レオン・タリーに「植民地主義」を批判されたウィンターにとって、報道はイメージアップに一役買っている。

一方、ナイは何もしなくても好感度が高い。スキャンダル知らずの性格俳優で、人気映画に多数出演している。年配の男が若い女と簡単に付き合える世界で、同年代の女性と交際するのも新鮮だ。

本当に2人が付き合っているなら、どちらも恋愛を公にするのは久しぶり。ウィンターは2人の子供を儲けた心理学者の夫デービッド・シャファーと破局した後、実業家シェルビー・ブライアンと長く交際した。ナイはパートナーだった俳優ダイアナ・クイックとの間に娘がいる。

ナイが否定しても、ロマンスの種は既にまかれた。2人が公の場で一緒に目撃され続ける限り、噂は大きく花開くだろう。『ラブ・アクチュアリー』でナイが歌った曲のように、人は皆「愛はそこらじゅうにある」と信じたいのだ。

©2023 The Slate Group

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