世界がくぎづけとなった、アン王女の麗人ぶり
ロイヤルアスコットでのアン王女とベアトリス王女 Featureflash Photo Agency-shutterstock
<戴冠式のパレードで話題となったのは、エリザベス女王とフィリップ殿下の一人娘であり、チャールズ国王の妹でもある、アン王女の雄姿>
ウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿に向かうパレードで「ゴールド・ステート・コーチ」に乗ったチャールズ国王とカミラ王妃に騎馬隊が随行。多くの王室メンバーが馬車や車でパレードに参加する中に、馬に乗って約6000人を率いた軍服姿のアン王女の姿があった。
公務に最も熱心なイギリス王室メンバーとして知られるアン王女は、1976年のモントリオールオリンピックの馬術のオリンピック選手で、英国海軍の将校でもある。
今回のパレードで、君主を守るためにゴールドとシルバーのスティックを持つ2人の将校が配置されたが、その1人をアン王女が務めた。
2022年12月、アン王女と末弟のエディンバラ公エドワード王子が国務顧問に任命された。チャールズ国王が国外にいる場合や健康の問題を抱えたときに、憲法上の義務を果たすことになる。
アン王女は、2022年にエリザベス女王が逝去した際にもスコットランドのバルモラル城からロンドンへの帰路、母親の棺に同行している。バッキンガム宮殿はアン王女による次の声明を発表している。
「最愛の母の人生最後の24時間を共有できたことは幸運でした。最後の旅に同行できたことは名誉であり、特権でした」