キャサリン妃がともに歩んできたデザイナー、サラ・バートンとの揺るぎない絆とは
How Kate Middleton's Changing Style Has Remained Loyal to Key Designer
革新的なデザイナーで知られるアレキサンダー・マックイーンは、名門セントラル・セントマーチンズを卒業後、ジバンシーのデザイナーに抜擢された。
イギリスの名門高級紳士服店が並ぶサヴィルロウで修業を積んでいた当時、チャールズ皇太子(当時)のスーツの裏地にチョークで男根を描いたと吹聴するなど、英国ファッション界の「不良少年」としても知られていた。
そのマックイーンは、キャサリン妃とウィリアム王子が婚約する前の2010年2月に亡くなっている。しかし、キャサリン妃が10年以上も信頼関係を築いてきたのは、彼の右腕で後継者のサラ・バートンであった。
王室に入った後のキャサリン妃は、多くの公務でサラ・バートンによるアレキサンダー・マックイーンを着用している。
女王の誕生日を祝うパレード「トゥルーピング・ザ・カラー」からプラチナ・ジュビリー、また晩さん会まで、コートドレス、イブニングドレス、そして最近ではパンツスーツも着る姿がキャッチされている。
王室ファッションの専門家ミランダ・ホルダーは本誌に次のように語り、太鼓判を押す。
「キャサリン妃とアレキサンダー・マックイーンは最高の組み合わせです。職人技と細部へのこだわり、生地の絶妙なニュアンス、そしてシャープな仕立ては、未来の王妃こと美しいキャサリン妃にぴったりです。イギリスのファッションブランドでありながらも、斬新で現代的なデザインと技術を融合。非常にフェミニンでありつつエッジも効いています。サラ・バートンによって、キャサリン妃はとても現代的なプリンセスとなりました」