姉ケイト・モスは愛をくれなかった...異母妹ロッティ、アダルトSNS「オンリーファンズ」で活躍
Not Just a Model
ドラッグや酒に溺れて
16歳のときから、学校に通いながらモデルの仕事もやっていた。ロンドンに行ったりイベントに出たり、週末やバカンスの季節にはいろんな国に行って仕事をした。
やがて公立学校が自分に合わない感じがしてきて、別の学校に行きたくなった。そこでモデルの仕事で稼いだお金を使って、英サリー州の私立学校に入った。
ケイトがセレブであることは、もちろん知っていた。大きくなるにつれてケイトは私のアイドルになり、彼女ほどクールな人はいないと思うようになった。
けれども私はケイトから、愛情や関心をたくさんもらったことがない。これについては、いつも頭が痛かった。周りの人たちは何かにつけて、私にケイトのことを聞いてくる。「私はあの人のことをよく知りません。あの人は私のテキストメッセージに返事をくれません」なんて、みんなに言えるだろうか。
若い頃からモデルの仕事をやっていたから、周りの人たちがたくさんのドラッグやアルコールに気軽に手を出すのを普通だと思うようになった。私ものめり込んだ。
これが私にとって最大の後悔。あの狂った世界で、私は完全に自分を見失った。18歳のときにはエージェントから、ウエストは23インチ(約58センチ)まで細くしろと言われていた。
不幸せな自分を隠した
そんな最悪の時期にも、みんなは私が最高に輝いていると言ってくれた。自分では絶対にそうは思えなかった。私は友達と一緒に普通の生活を送り、20代初めの日々を楽しみたかった。
正直言って、ソーシャルメディアはあまり得意じゃない。オンラインで自分を出そうとするけれど、ヘイトに満ちたリプライに頭を抱えてしまう。若いときからメディアの世界にいるので、知らない相手に自分をさらけ出すのは怖い。
おまけに、隙あらば私のことを悪く言い、クレイジーなパーティーガールに仕立てようというイギリスのメディアのプレッシャーがあった。パーティーガールだった頃もあったかもしれないけれど、メディアにそう書かれると自分がさらに嫌になった。
若い頃、ケイトのパーティー通いについて似たような記事を読んだ。パーティーガールになるのはいいことだと思った。そこにダークで寂しい世界があるとは知らなかった。