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女優「恥ずかしかった...」深紅のドレスで転んだ米女優を見て、人々が思い出した10年前の出来事
Jessica Chastain Trips at SAG Awards—'Honoring Jennifer Lawrence's Fall'
ジェシカ・チャステイン(2019年6月) Kathy Hutchins-Shutterstock
<映画俳優組合(SAG)賞の女優賞を受賞したジェシカ・チャステインが、ステージに向かう階段でつまずいてしまう様子が生中継された>
俳優のジェシカ・チャステインが、映画俳優組合(SAG)賞の女優賞を受賞したが、その授賞式のステージに向かう途中、階段で転んでしまうというハプニングに見舞われた。この様子を見て、今でも語り草になっている10年前のアカデミー賞授賞式でのジェニファー・ローレンスの転倒を思い浮かべる人は多かったようで、チャステインとの比較が話題となっている。
■【動画】授賞式で転んでしまったジェシカ・チャステインと、ジェニファー・ローレンス
ローレンスは2013年、映画『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した際、大勢のスターが見守る前で転倒してしまい、大きなニュースとなった。
2月26日にロサンゼルスで開かれたSAG賞授賞式では、『George & Tammy(原題)』でテレビ映画・リミテッドシリーズ部門の女優賞を受賞したチャンテインが、ステージへの階段を上ろうとした際につまずいてしまった。前に倒れそうになったが、床に手をついて転倒は免れた。
助けに入ったのが、チャステインをエスコートしていたコートニー・B・ヴァンスと、ステージ上にいたポール・メスカルだ。ヴァンスが後方でチャステインが無事に立ち上がるのを見届けると、メスカルは彼女の手を取り、表彰台までエスコートした。
ズハイル・ムラドのピンクのロングドレスで授賞式に臨んだチャステインは、テレビ番組「エクストラ」のインタビューにこう語っている。「吊り上げてもらいたかった。体が震えてしまって。でも、コート(コートニー・B・ヴァンス)とポール・メスカルがいてくれた。いい立場にあったということだ」
チャステインはまた、ピープル誌に対し、転んだことは「少し恥ずかしかった」としながらも、「2人のハンサムな男性が助けてくれたので、それほど悪い出来事ではなかった」と述べた。
ローレンスの「転倒10周年記念」と盛り上がる
このハプニングの数分後には、Twitter上で多くのユーザーがコメントし、チャステインとローレンスを比較した。この時の映像を投稿したあるユーザーは、「ジェシカ・チャステインが、アカデミー賞での転倒から10年を記念してジェニファー・ローレンスを称えた」と書き込んだ。
他にも、「ジェシカ・チャステインは『ジェニファー・ローレンスが授賞式で転んでから10年が経った今、私にリセットさせて』と言いたかったのだろう」「ジェシカ・チャステインがJ・ローレンスの転倒を再現」などと、ユーザーはコメントしている。
チャステインは、ニーシー・ナッシュ(『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』)、エミリー・ブラント(『The English(原題)』)、ジュリア・ガーナー(『令嬢アンナの真実』)、アマンダ・セイフライド(『ドロップアウト』)を抑えての受賞となった。
現在、ブロードウェイで舞台「人形の家」に出演中のチャステインは、受賞スピーチで「毎日、公演後に楽屋の出入り口で人々と接する機会があり、たくさんの俳優が話を聞かせてくれている」と語っている。