JPモルガンCEO、マスク氏を支持 「われわれのアインシュタイン」
米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は22日、「確執」が指摘されてきた実業家イーロン・マスク氏を「われわれはのアインシュタイン」と称賛し、マスク氏が新政権で主導する政府効率化に向けた取り組みに支持を表明した。2023年11月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[22日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は22日、「確執」が指摘されてきた実業家イーロン・マスク氏を「われわれはのアインシュタイン」と称賛し、マスク氏が新政権で主導する政府効率化に向けた取り組みに支持を表明した。
両氏は長期にわたる法廷闘争で対立していたものの、ダイモン氏はCNBCとのインタビューで「見解の相違は解消された」と語った。
マスク氏が2018年、自身が率いる電気自動車(EV)大手テスラの非公開化に向け「資金を確保した」とツイートし、その数週間後に非公開化計画を断念したことに関連し、JPモルガンは21年、テスラを提訴。テスラは23年に反訴し、法廷闘争が続いていた。両社は昨年11月、互いに訴訟を取り下げた。
ダイモン氏はまた、JPモルガンが近い将来に大規模な企業買収を行う予定はないと述べた。
トランプ氏が2月1日から、カナダとメキシコからの輸入品に対し25%の関税を課す可能性があると述べていることについては、多少インフレを高進させても、国家安全保障上の懸念がインフレ懸念を上回るという認識を示した。