最新記事

英王室

【英王室】3人のプリンセスたちの訪米ファッションに注目!

Meghan Markle, Kate Middleton and Princess Diana's Top U.S. Fashion Moments

2022年12月03日(土)14時20分
ジェームズ・クロフォード・スミス
ウィリアム皇太子, キャサリン妃

Katherine Taylor-REUTERS

<8年ぶりのウィリアム皇太子夫妻の訪米で注目されるのは、やはりキャサリン妃のファッション。イギリス王室の3人のプリンセスのファッションで王室外交をひも解く>

11月30日、8年ぶりの訪米となった、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃。アメリカはイギリス王室メンバーにとっても縁が深く、公務でもプライベートでもよく訪れている場所だ。その際に必ず注目されるのが、プリンセスたちのファッションである。

12月2日にボストンで開催された「アースショット賞」の授賞式では、ネオグリーンのオフショルダーの鮮やかなドレスで登場したキャサリン妃。2013年設立のイギリスの「ソレイスロンドン(Solace London)」によるデザインだった。

大胆なシカゴのダイアナ妃から堂々としているニューヨークのメーガン妃まで、本誌が選ぶ、英王室のプリンセスのファッションスタイルとは?

ダイアナ妃

ダイアナ妃は公務だけでなく、プライベートで2人の息子のウィリアム王子とヘンリー王子と何度も米国を訪れている。90年代初めにチャールズ皇太子(当時)との結婚生活が破綻すると、ニューヨークとワシントンに足しげく通うようになった。ファッションスタイルも「おとなしい王室のプリンセス」から、現代的でパワーに溢れた21世紀の女性を予感させるものへと変わっていった。

■1985年11月、ホワイトハウスの「ダンシング・クイーン」

中でも今でもダイアナ妃を想起させるファッションは、1985年にホワイトハウスを訪れた際にジョン・トラボルタと踊るために着用した、深い青色のベルベットのイブニング・ガウンであろう。

イギリスのクチュリエであるビクター・エデルスタインによってダイアナ妃のためにデザインされたドレスは、80年代当時に流行っていた過度でぎらぎらしたファッションとは一線を画す、かなりシンプルなデザインだったことも話題となった。

1997年、ダイアナ妃は「トラボルタ・ドレス」として広く知られるようになったこのドレスをオークションに出品して22万2500ドルで売却し、チャリティー資金に変えた。その後、2019年にケンジントン宮殿を運営する慈善団体「ヒストリック・ロイヤル ・パレス」に32万5317ドルで再び売却されて、現在は宮殿に展示されている。

RTR4SM0-20221203.jpg

REUTERS

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン副大統領、トランプ氏の「合理的行動」に期待

ワールド

フーシ派、日本郵船運航船の乗員解放 拿捕から1年2

ワールド

米との関係懸念せず、トランプ政権下でも交流継続=南

ワールド

JPモルガンCEO、マスク氏を支持 「われわれのア
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…

  • 2

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 3

    メーガン妃とヘンリー王子の「山火事見物」に大ブー…

  • 4

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 5

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 1

    メーガン妃とヘンリー王子の「山火事見物」に大ブー…

  • 2

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 3

    「男性に守られるだけのヒロイン像」は絶滅?...韓ド…

  • 4

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 5

    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…

  • 1

    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」…

  • 2

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 3

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 4

    キャサリン妃の「結婚前からの大変身」が話題に...「…

  • 5

    韓国Z世代の人気ラッパー、イ・ヨンジが語った「Small …

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:トランプの頭の中

特集:トランプの頭の中

2025年1月28日号(1/21発売)

いよいよ始まる第2次トランプ政権。再任大統領の行動原理と世界観を知る