新しい学校のリーダーズ、世界デビューした「セーラー服4人組」人気の秘訣!
CODYBURKHARDT
<「休め、気をつけ、礼」の掛け声や、怪獣とのコラボ。客席は一気にヒートアップした>
キーンコーンカーンコーン......ロサンゼルスのフェス会場に日本の学校でおなじみのチャイムの音が響くなか、セーラー服姿の女子4人組がステージ中央へと静かに歩を進める。
深く一礼し、互いを和太鼓と鐘に見立てたパフォーマンスが始まると、客席は一気にヒートアップ。歌謡曲風からヒップホップまで多彩な音楽に乗り、時にキレキレな、時にシュールなダンスが次々に繰り出される──。
これは昨年1月に世界デビューを果たした「新しい学校のリーダーズ」の同年11月の海外初ステージ。「休め、気をつけ、礼」の掛け声や怪獣とのコラボなど日本テイストが満載だが、決して日本ブームに乗じた演出ではない。
「もともとやっていたことが、ぴったりはまった感じ。材料は全て持っていた」とリーダーのMIZYUは言う。
7年前のグループ結成当時、中高生だった4人にとってセーラー服は等身大の自分そのもの。それがとびきりの笑顔や決めポーズと相まってアニメキャラが飛び出してきたようなインパクトを生むのも人気の秘訣だろう。
この夏にはアメリカを再訪し、単独ライブに加えて大型コミコンやアニメコンベンションのステージでも熱狂的に迎えられた。
「ライブのたびに進化してる」「自分たちがどう変わるか未知すぎる」と口をそろえる4人の世界進出は始まったばかりだ。
新しい学校のリーダーズ
Atarashii Gakko!
●ダンスボーカルパフォーマンスユニット