カムバック期待のBLACKPINKが築き上げた「帝国」の富の全貌
2位 ロゼ - 1,800万ドル(約24億5,000万円)
ニュージーランド出身、オーストラリア育ちのロゼは、応募者700人のオーディションを勝ち抜き、BLACKPINKメンバーの座を手に入れた。
2020年にはイヴ・サンローランのグローバルブランドアンバサダーに就任。その他、韓国の化粧品ブランド「キスミー」や「パーフェクトワールドモバイル」とエンドース契約を結んでいる。2021年にはティファニーのアンバサダーに選ばれ、シングルアルバム『R』でソロ活動を開始するなど、1年を通じて目覚ましい活躍を見せた。
『R』に収録されたリードシングル『On the Ground』は当時、YouTubeで公開後24時間以内に最も視聴された韓国人ソロシンガーの動画に。米ビルボードホット100で70位にランクインし、韓国人女性ソロシンガーの作品としては全米で最も高い順位を記録した。
1位 ジス - 2,000万ドル(約27億2,000万円)
メンバーで唯一、歌手としてソロデビューしていないジス。彼女は俳優業に忙しく、これが大きな利益を生んでいるようで、メンバーの中で最も資産額が多い。
『プロデューサー』(2015年)や『アルスダル・クロニクル』(2019年)など複数のシリーズドラマにカメオ出演した後、昨年、韓国ドラマ『スノードロップ』で初めて主役の座を射止めた。同ドラマは、公開前から歴史歪曲が物議を醸していた。12月18日に第1話が始まると、翌日には韓国大統領府公式ホームページに設置された国民請願に、「ドラマ『スノードロップ』放映中止請願」というタイトルの請願文が掲載された。
またBLACKPINKとしてデビューする前から、LG、ニコン、サムソナイトなどのCMに出演している。2019年にはディオール・ビューティのアンバサダーに就任。今年5月には、カルティエを象徴する「パンテール ドゥ カルティエ」の新アンバサダーに抜擢された。