紅茶資格「紅茶マイスター」を学び紅茶専門家や喫茶店経営を目指す
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<カフェや喫茶店などひとときの休憩をする場として身近だが、実際に喫茶店だけでもコンビニより店舗数が多いといわれている。カフェや喫茶店で提供されるコーヒーや紅茶も身近な存在だが、興味を持つと高い専門性が必要ということがわかる。今回は紅茶資格について紹介する>
紅茶とは
紅茶は緑茶や烏龍茶と同じ「茶(チャノキ)」の葉を乾燥及び発酵させたものをお湯でこして出来る飲み物だ。英語で「tea」といえば紅茶を指すように、イギリスで愛されている印象が強いが、実際には世界中のさまざまな国で飲まれている。世界のお茶の生産量の約7~8割を紅茶が占めており、毎年1,000億杯以上の紅茶が飲まれているほどだ。また日本でも緑茶やコーヒーとともに定番の飲み物として浸透している。
紅茶はコーヒーと同様に季節や好みによって温かいものと冷やしたものと二種類の楽しみ方ができ、砂糖やミルクを加えて飲用することが多い。紅茶の場合はレモンなどの果汁を混ぜたりスライスした果実自体を添えたり、茶葉にフルーツの香りや果実片を混ぜてアレンジを加えて楽しむことも一般化されており、果物と関係が深いのが特徴だ。
香り高くリラックス効果も期待できる紅茶は嗜好品としても魅力的だが、紅茶にはカフェインが入っているため、眠気覚ましにもなり消化促進も期待できる。
茶器の知識やおいしい入れ方、茶葉の産地の違い、その効果など趣味としても奥深く追及し甲斐のある紅茶だが、仕事として考えることも可能だ。
紅茶に関わる仕事とは
紅茶の茶葉は摘み取った産地や製造工程の違いによって微妙な違いが出てくるため数多くの種類が存在し、その数は200種類以上とも言われている。また、紅茶は果物とも相性が良いのでそれらのフレーバーも数に加えると紅茶の種類は膨大といえる。それらの特徴からそのときどきに最適な茶葉を選び出したり、美味しくなるようにブレンドしたりするには深く幅広い知識が必要になる。
この知識を活用するのは、お客様においしい紅茶を提供し、紅茶選びのアドバイスをする紅茶専門店やティールームが最適だ。InstagramなどSNS の発達により、フォトジェニックなアフタヌーンティーセットが話題になったり、美しい内装の紅茶専門店が人気を集めたりと注目度が上がっているため、紅茶の知識を活かす場も増えているだろう。
そのほかにも喫茶店やカフェなどの紅茶を提供する職業や飲料メーカーに従事するということも考えられる。特に喫茶店はコンビニより数が多いといわれており、競合店が多い環境でさまざまな知識を習得することは喫茶店を経営する場合、武器のひとつとなる。
紅茶の資格とは
紅茶を味わって楽しむだけではなく、専門知識として学ぶなら独学ではなく資格取得という目標を持って取組むのがおすすめだ。通信講座であれば、勉強することで日本安全食料料理協会(JSFCA)の「紅茶アドバイザー」と「紅茶マイスター」が取得できる。