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60年を経て届いたラブレターに涙した女性...普通の家族の「歴史」を発掘する系譜学

“I Return Heirlooms”

2022年02月03日(木)17時34分
チェルシー・ブラウン(インテリアコーディネーター)

1日のうち、調査に費やすのは6~7時間。ブログを運営していて、幸運にもそこから十分な収入を得ているから生活には困らない。インテリアコーディネーターの仕事は続けているが、いずれは系譜学のほうを本業にしていきたいと考えている。

今はまだ夢のような話だが、この作業からテレビ番組が作れたらいいとも思う。家族の系譜を調べていて実感するのは、普通の人の生活の中に美しさや素晴らしさがあるということだ。全ての人とその持ち物一つ一つに、素敵な物語が詰まっている。

インテリアコーディネーターとしての装飾やデザインの仕事も大好きだが、系譜学には私の魂に訴える何かがある。月並みな言い方だが、これは私が生涯続けていくことを運命づけられた作業だと思う。

平凡な人々の人生に魔法が隠れている。それを知ったからこそ、私はこの仕事に魅了されたのだ。

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