幼児食資格は教育や食品など仕事にも役立つ。「幼児食マイスター」を目指せる通信講座
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<子どもの成長に必要な条件は数多いが、まず重視されるのが「食事」だろう。共働き夫婦も増え育児がしやすい社会に変化しているが、親だけではなく食や教育に関わる職業についている場合も「子どもの食事」については最低限の知識を持つことが求められている。今回は、幼児食の資格について紹介する>
「幼児食」とは
乳児は生まれてから約3か月程度までは、母乳や粉ミルクを飲んで育つ。その時期を過ぎると食事が必要になるが、飲み込む力も噛む力もないため口の発達に合わせた食事を用意しなければならない。大人と同じ食事をとれるように慣らして移行するための食事が離乳食および幼児食だ。
離乳食や幼児食には、骨や筋肉など身体の成長や脳や神経細胞の発達を意識した栄養バランスの整った献立を求められる。年齢別でも提供すべき食事は異なり、特に幼児食は生後12カ月~18カ月頃から始めるのが一般的だ。その時期の子供は味覚の感覚も発達してくる時期のため、ご飯がおいしい、食事が楽しいなどの感覚を育んだり、食器や食具の使い方などを教えたりすることも重要だ。
また気をつけなければならないのは、アレルギーの可能性だ。アレルギーを持っている恐れもあるため、幼児食を食べさせるにはその基本知識も必要だ。
幼児食の知識が必要な仕事とは
妊娠したら子どもを迎えるためにさまざまな準備をするだろう。そのひとつとして、子どもの食に関しても学ぶひとは多い。ただ、幼児食に対する知識は親になるときだけではなく、仕事でも活かせる場面は多い。
例えば、食品メーカー。最近は、食品メーカーから栄養バランスが考えられたレトルトパックが販売されている。手間がかかりやすい離乳食や幼児食だが、既製品を利用することによって親の負担を軽減できる。乳幼児向けの食品だからこそ、手作りにこだわるのではなく、作り置きしたりレトルトなどを活用したりしながらでも、最も重要な栄養バランスや衛生環境を守った食事を用意できるかが重要だ。
実際に学校の給食関係や幼稚園の専属管理栄養士として第一線で働く場合も専門的な知識を学んだほうがいいだろう。
そのほか、保育園の調理師なども離乳食や幼児食の知識は必須となる。直接食事を用意する立場ではないが、保育士や幼稚園教諭なども知識があると自信をもって食育に関わることができるのではないだろうか。
幼児食の資格とは
幼児食について学ぶなら資格取得という目標を持って取組むのがおすすめだ。通信講座であれば、勉強することで日本安全食料料理協会(JSFCA)の「幼児食マイスター」と日本インストラクター技術協会(JIA)の「ベビーフードインストラクター」が取得できる。