日米、過度な為替変動が経済に悪影響与え得るとの認識共有＝加藤財務相

　３月３１日、加藤勝信財務相（写真）は参院財政金融委員会で、米関税政策の為替相場への影響に関する米国との対話について問われ、「為替レートの過度な変動や無秩序な動きが経済や金融安定に悪影響を与え得るとの認識の共有を図ってきた」と述べた。写真は都内で昨年１０月撮影（２０２５　ロイター／Issei Kato）

［東京　３１日　ロイター］ - 加藤勝信財務相は３１日の参院財政金融委員会で、米関税政策の為替相場への影響に関する米国との対話について問われ、「為替レートの過度な変動や無秩序な動きが経済や金融安定に悪影響を与え得るとの認識の共有を図ってきた」と述べた。

ベッセント米財務長官との１月２９日のビデオ会議で、両大臣間で緊密に協議していくことを確認したと説明。「今後、共通の認識に基づいて日米間の意思疎通を積極的に図っていく」考えを示した。

熊谷裕人委員（立憲）への答弁。