「11歳でポルノを見始めた」ビリー・アイリッシュの告白を大物ポルノ俳優が称賛
Billie Eilish Gets Praised By Porn Star For Bashing Adult Movies
Mario Anzuoni-REUTERS
<数多くのポルノ作品に出演してきたランディ・スピアーズは、ビリー・アイリッシュが言うように未発達な脳は「ポルノを消化できない」と語った>
ポルノ業界の大物俳優として知られるランディ・スピアーズは、ポルノ映像に関するビリー・アイリッシュの主張に賛同し、彼女が自らの過去を率直に語ったことを称賛した。「こういう話について告白し、心をさらけ出したビリーは本当に勇気がある」と、60歳になったスピアーズは芸能情報メディアTMZに語った。
発端は、最近20歳になったばかりのアイリッシュが12月13日のラジオ番組「ハワード・スターン・ショー」で、11歳のときからポルノを見始め、そのせいで脳にダメージを負ったと語ったことだった。「ポルノは恥ずべきもの」と、彼女は語った。
「正直に言うと、これまでたくさんのポルノを見てきた。ポルノを見始めたのは、まだ11歳のときだった」と、アイリッシュは告白している。「確実に私の脳は破壊されたと思うし、これほどたくさんのポルノにさらされていたことに心から打ちのめされている」
また暴力的なポルノを見続けた結果、金縛りのような症状に悩まされたとも語っている。成長して実際にセックスを経験したときも、自身が「嫌だ」と感じたことを止めさせることができず、むしろ「そうすべき」と考えてしまったという。
「ポルノがこれほど愛されていることに怒りを感じる。そしてそのことを問題ないと思ってしまった自分に怒りを感じる」と、彼女は語った。「ポルノ映像に映る女性器は本当に狂っている。女性器も女性の体も、あんな風には見えない」
「簡単に人格を破壊する」
こうしたアイリッシュの告白についてスピアーズは、確かにポルノは特に子供の脳にダメージを与えると認めた。「まだ未成熟な脳は、(過激なポルノを)消化するだけの能力がない」と、彼は言う。「正しい心を持つ人の誰が、複数の女性と7人の男たちの映像を7歳の子供に見せたいと思うだろうか。かなり卑しい場面だ」
さらにスピアーズは、脳が発達途上であり実際の経験がほとんどない場合、こうしたアダルト向けのコンテンツは簡単に人格を破壊すると語った。
子供がポルノを見ることの問題について言及しているのは、アイリッシュやスピアーズだけではない。ニューヨーク・セックス依存症センターの創立者ブラッド・ザルツマンはニューヨークポスト紙に、子供のポルノ視聴という問題は珍しいものではないと語った。
子供に十分な関心を向けずに、その後の長い人生に渡って悪影響を及ぼすアダルトコンテンツからわが子を守れずにいる親たちをザルツマンは非難している。