風水資格の｢風水セラピスト｣｢風水鑑定士｣資格が住宅関連の仕事や家づくりに必要な理由

＜普段の生活を心地よく過ごすためには住環境が大事な要素だ。そのひとつとして注目度が高いのが、運気をアップさせるという風水の知識だ。自分の家の運気を上げるために風水を取り入れるひとは多く、住宅関連やインテリアの仕事をする場合にもその知識が必要とされる＞

風水とは

風水は、古代中国から伝わった思想で、エネルギーの流れである「気」をコントロールして運気を高める手法だ。災いを回避し日常の暮らしをより良くするために、日本でも取り入れられ度々ブームを起こしてきた。

特に住宅には運気をアップさせるさまざまな手法があるため、家を建てる際に、位置、方角、間取りなどに風水を活用する人も多いようだ。

例えば、玄関は家の入口でもあり、「気」の入り口でもあることから、明るく綺麗にすることで良い「気」が入り、汚いと「邪気」を呼び込むと言われるため、常に清潔を心がける必要がある。またトイレは風水では「ご不浄」と呼ばれ、排出物は邪気を呼び込むとされており、こまめな掃除と換気で邪気を留めないよう心掛ける必要があるとされている。そしてキッチンは家の消費をする場所であり火を使う場所なので、お金の関係のあるものを置かないようにするといいとされている。

そのほかにも場所の考え方だけではなく、「黄色い財布を持つと金運がアップする」とか、「赤は仕事運上昇させる色である」といった運気を上げるアイテムや色彩の選び方など、風水独自の考え方がある。

風水の知識を必要とする場とは

風水をまったく信じずに暮らすひともいるだろう。しかし意外にも仕事でその知識を求められることは多い。まずは建築・不動産といった住宅関係の仕事。家を作るときにお客様が気にされる場合、風水の知識を持っていたほうが、顧客の要望に寄り添うことができる。またインテリア関係も然りだ。リモートワークも普及して自宅での滞在時間が増えていることもあり、住宅により快適性が求められており、風水の注目度は増している。

そのほか店舗設計にかかわる仕事にも風水の知識が役立つ。店のコンセプトを表すデザインや導線の利便性など基本的な要素に加え、古くから伝わる風水も知見を持っていると顧客にたいし多面的な提案ができ信頼に繋がるだろう。

住宅・インテリア関連のデザイナーやコーディネーターは、カラーコーディネーターや色彩検定などの資格を取ることが多いが、風水にも色彩の考え方があるため、それぞれの知識を得ると仕事の現場で相乗効果を生むだろう。

風水の資格とは

風水について学ぶなら、仕事をしながらも学べる通信講座がおすすめだ。今回紹介する資格講座では、日本占い師協会の「風水セラピスト」と日本メディカル心理セラピー協会の「風水鑑定士」の認定試験を資格取得できる。