最新記事

英王室

エリザベス女王、「王室の危機」の心痛癒すため? 新たなコーギーをゲット

2021年03月13日(土)10時00分
松丸さとみ

また2015年2月1日付の英紙エクスプレスは、小さな犬につまずいて大怪我をするのを避けるために、新たに犬を飼うのもやめたと報じていた。女王の孫にあたるベアトリス王女は当時、飼っていたノーフォークテリアに4頭の子犬が生まれたため、2頭をエリザベス女王にあげると申し出たが、女王は断ったという。元気のある子犬が足元にいて転んで怪我などしたら、公務ができなくなると考えたからだ、と王室関係者は同紙に語っている。

犬を迎え入れるという心境変化の理由は?

スーザンの血を引く最後のコーギーは、2018年4月に死んだウィローだった(2012年のロンドン五輪でダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドと共演)。そして同年10月、女王が飼っていた最後のコーギー、ウィスパーも息を引き取った。

女王の元に残っていたドーギー2頭のうちバルカンが昨年死んだため、女王の飼い犬はドーギーのキャンディーだけとなっていた。

今回新たにコーギーを迎え入れた理由は定かではないが、ザ・サン紙によると、イングランドのロックダウン中(3月8日から段階的に解除)、女王は家族にも会わず、フィリップ殿下も入院しており、1人で過ごしていたという。そのため英国のマスコミ各社は、孤独や、メーガン妃の暴露インタビューからの心痛を癒すためではないかと報じている。

王室に関する著書で知られるペニー・ジュノー氏はザ・サンに対し、女王にとってコーギーはこれまでずっと、人間よりも親しい存在だったと説明している。コーギーは非常に忠実で愛情に溢れ、期待を裏切らない、とジュノー氏は述べ、「当然ながら、コーギーはロサンゼルスへ行ってインタビューを受けるようなことはまずありませんから」と話した。


The Queen being comforted by two new corgi puppies amid family crisis | Royal Insider


The Queen at 90: Her love for her dogs


The Queen DEVASTATED by loss of her last remaining corgi: Devoted companion, Willow

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

訂正米2月PCE価格+2.5%、予想と一致 消費が

ワールド

米加首脳が電話会談、トランプ氏「生産的」 カーニー

ワールド

ウクライナ、過去の米軍事支援を「ローン」と見なさず

ビジネス

独連銀総裁「過度の楽観禁物」、ECBインフレ目標回
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    「なぜ隠さなければならないのか?」...リリー=ロー…

  • 5

    TikTokのフィットネス動画が女性の健康を害している.…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「なぜ隠さなければならないのか?」...リリー=ロー…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「ポリコレ」ディズニーに猛反発...保守派が制作する…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…

  • 3

    「日本のハイジ」を通しスイスという国が受容されて…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「なぜ隠さなければならないのか?」...リリー=ロー…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs

特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs

2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う