エリザベス女王、「王室の危機」の心痛癒すため? 新たなコーギーをゲット
また2015年2月1日付の英紙エクスプレスは、小さな犬につまずいて大怪我をするのを避けるために、新たに犬を飼うのもやめたと報じていた。女王の孫にあたるベアトリス王女は当時、飼っていたノーフォークテリアに4頭の子犬が生まれたため、2頭をエリザベス女王にあげると申し出たが、女王は断ったという。元気のある子犬が足元にいて転んで怪我などしたら、公務ができなくなると考えたからだ、と王室関係者は同紙に語っている。
犬を迎え入れるという心境変化の理由は?
スーザンの血を引く最後のコーギーは、2018年4月に死んだウィローだった(2012年のロンドン五輪でダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドと共演)。そして同年10月、女王が飼っていた最後のコーギー、ウィスパーも息を引き取った。
女王の元に残っていたドーギー2頭のうちバルカンが昨年死んだため、女王の飼い犬はドーギーのキャンディーだけとなっていた。
今回新たにコーギーを迎え入れた理由は定かではないが、ザ・サン紙によると、イングランドのロックダウン中(3月8日から段階的に解除)、女王は家族にも会わず、フィリップ殿下も入院しており、1人で過ごしていたという。そのため英国のマスコミ各社は、孤独や、メーガン妃の暴露インタビューからの心痛を癒すためではないかと報じている。
王室に関する著書で知られるペニー・ジュノー氏はザ・サンに対し、女王にとってコーギーはこれまでずっと、人間よりも親しい存在だったと説明している。コーギーは非常に忠実で愛情に溢れ、期待を裏切らない、とジュノー氏は述べ、「当然ながら、コーギーはロサンゼルスへ行ってインタビューを受けるようなことはまずありませんから」と話した。