「セックス・アンド・ザ・シティ」がサマンサ抜きで復活する必然
女性をめぐる社会問題に触れていく?
その前から、ファンは、パーカーとキャトラルが実は仲が悪いのではと薄々気づいていた。しかし、こうやって公になってしまうと、さすがに知らん顔をして「4人は親友」という設定を続けるには無理がある。それに、最初からサマンサ無しにすれば、プロデューサーらは、また揉め事を繰り返す手間も省けるというものだ。サマンサをどうやって消すのかは明らかにされていないが、テレビシリーズでサマンサは乳がんと闘っているし、再発して死んだということにするのかもしれない。あるいは、それだと暗すぎるので、サマンサらしく、華やかに、若いボーイフレンドとヨーロッパにでも引っ越したことにするのかもしれない。
いずれにしても、映画の3作目で考えられていた、ミスター・ビッグが死んでキャリーが悲しむというストーリーとは完全に違うものになるのは確実である。パーカーは近年、キャリーはきっと「#MeToo」運動にすごく熱心に参加するだろうと言っているし、そういった女性をめぐる社会問題に触れていく可能性もありそうだ。
また、白人以外の役者がもっと起用されると思われる。LGBTQのクリエイターが手がけたこともあり、ゲイのキャラクターは最初から登場してきたものの、人種を見ると圧倒的に白人で、本当のニューヨークを反映していないという批判の声は、たびたび出てきているのだ。映画1作目ではジェニファー・ハドソンを起用したが、もっと出番の多い、重要な役で有色人種の俳優を出してくるプレッシャーはあるはずである。いなくなるサマンサを補う、大胆で、見せ場のあるキャラクターが必要とされるし、それをマイノリティの役者が演じれば理想的だ。
それでも、ファンとしては、サマンサがいない「セックス・アンド・ザ・シティ」というのは、やはりなんとなく悲しいという本音は否めない。男同士だったら争っても誰も気に留めないのに、女同士だとメディアはこぞって取り上げると、パーカーは男女不平等について過去に文句を語っていたが、それはごもっとも。しかし、プロデューサーなのだから、そこをなんとかうまくやってほしかったとも思う。まあ、それはもう言っても遅い。今、ファンが望むのは、待った甲斐があったと思える、すばらしい番組を届けてくれることだ。50代になったキャリー、ミランダ、シャーロットは、果たしてどんなふうに私たちをまた感動させてくれるのだろうか。
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