最新記事

ライフスタイル

水着で仕事をしている人もいた! 理想のテレワーク・ファッションとは

The Silver Lining of Quarantine Fashion

2020年08月17日(月)17時50分
シャノン・パラス

でも、もしかして同僚や私は楽なスタイルを求め過ぎ?その点を確かめたくて、商品レビューサイト「ワイヤカッター」でファッションや優れものの日用品について書いているジャスティン・クラジェスキーに聞いてみた。

分かったのは、ファッション通の彼でも私たちと同じように楽な格好をしているということ。「1日のうち8割の時間は、家でダラダラしているか外で走っているかだ」と、クラジェスキー。「だから1日の8割は、タンクトップを着て短パンをはいてる」

クラジェスキーも、オフィス用と夜の外出用の服はクローゼットの奥にしまったまま。テレビ会議のときは、短パンにヘンリーネックのTシャツを着る。ヘンリーネックにはボタンが付いているから、普通のTシャツよりおしゃれに見えるという。「ラフな服でもおしゃれに着こなす奴だと、相手に思ってもらえるよ」

正直言って、私はたまにドレスアップしたくなる。特にヒールの高い靴が恋しい。いま装いに気を使うのは、ちょっとかしこまったテレビ会議や、長いこと会っていない友達とテレビ電話でゆっくり話したいときくらいだ。服に頓着しなくなったので、たまのおしゃれが待ち遠しい。

こんなつらい時代に私が見つけた小さな希望は、いつかみんなでオフィスに戻れる日が来たら、前より楽に着られる服が許容されるようになってほしいということ。クラジェスキーが言うような、手触りも着心地もよくて、さりげなくおしゃれに見えるような服で仕事をしたい。

そして、ちょっとラフなスタイルでも受け入れてくれる社会になってほしい。水着は無理?でも、スエットくらいはいいんじゃない?


© 2020, The Slate Group


20200825issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年8月25日号(8月18日発売)は「コロナストレス 長期化への処方箋」特集。仕事・育児・学習・睡眠......。コロナ禍の長期化で拡大するメンタルヘルス危機。世界と日本の処方箋は? 日本独自のコロナ鬱も取り上げる。

[2020年8月11日号掲載]

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、FDA長官に外科医マカリー氏指名 過剰

ワールド

トランプ氏、安保副補佐官に元北朝鮮担当ウォン氏を起

ワールド

トランプ氏、ウクライナ戦争終結へ特使検討、グレネル

ビジネス

米財務長官にベッセント氏、不透明感払拭で国債回復に
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 1

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 2

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 3

    キャサリン妃が「涙ぐむ姿」が話題に...今年初めて「…

  • 4

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 4

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

  • 5

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:超解説 トランプ2.0

特集:超解説 トランプ2.0

2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること