コロナで破局?ベビーブーム? 「自宅待機」で変わるパートナー関係
全体的にセックスが増えれば、出産数が増えてもおかしくない。そのため、来年の初めごろ、ベビーブームがやってくると言う説も流れている。しかし、Jurockはウイルスの状況がどうなっているかわからないなか、「生まれてきた子供へのウイルスの危険性を考えて、カップルは、近い将来に子供をもつことは躊躇するのではないでしょうか」と主張する。
ドイツやほかのヨーロッパ諸国で、こういった予防策をみなが取ればよいが、どうだろうか。日本の夫婦や恋人同士は、どうだろうか。各自に最適な秘訣やルールを見つけて、危機を乗り切りたい。
[執筆者]
岩澤里美
スイス在住ジャーナリスト。上智大学で修士号取得(教育学)後、教育・心理系雑誌の編集に携わる。イギリスの大学院博士課程留学を経て2001年よりチューリヒ(ドイツ語圏)へ。共同通信の通信員として従事したのち、フリーランスで執筆を開始。スイスを中心にヨーロッパ各地での取材も続けている。得意分野は社会現象、ユニークな新ビジネス、文化で、執筆多数。数々のニュース系サイトほか、JAL国際線ファーストクラス機内誌『AGORA』、季刊『環境ビジネス』など雑誌にも寄稿。東京都認定のNPO 法人「在外ジャーナリスト協会(Global Press)」理事として、世界に住む日本人フリーランスジャーナリスト・ライターを支援している。www.satomi-iwasawa.com
2020年4月7日号(3月31日発売)は「コロナ危機後の世界経済」特集。パンデミックで激変する世界経済/識者7人が予想するパンデミック後の世界/「医療崩壊」欧州の教訓など。新型コロナウイルス関連記事を多数掲載。