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人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶりに故郷の村へ

2019年11月05日(火)17時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

度々報道される魔女狩りも

デイリーメールによると、2013年2月6日には、「魔女」の疑いをかけられた20歳のケパリ・レニアータという女性が、焼けた鉄の棒で拷問された挙句生きたまま焼かれ死亡した。レニアータさんは2人の子供の母親だった。一連の行為は、多くの村人が見物する中で行われ、地元警察もこれを把握していたというが、地元民の抵抗があったため救出できなかったという。

村ではこの事件の前日に、6歳の少年が亡くなっており、この少年に「死の呪い」をかけたとして3人の女性が疑われていた。レニアータさんはこのうちの一人で、亡くなった少年の親族による拷問の末に罪を認めたという。魔女が報いを受けるのは当然のことという認識があると、伝えられた。


現在でさえ、呪術や魔女が信じられ、それによって殺人が起こっている。Al Jazeera English-YouTube


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